「3びきのこぶたのおてつだい」 PHP研究所
あさのななみ・作/長浜宏・絵
3びきのこぶたのお母さんが
ある日熱を出して寝込んでしまいます。
こぶたちゃんたちは、自分が熱を出した時に
お母さんは何をしてくれたか、をそれぞれ必死に思い出し
一生懸命お母さんのためにおてつだいをします。
でも、うるさい。
しかも、お母さんが大好きで大切にしていたお皿を割ってしまいます。
コレコレは過去2度入院していますが、
実は1度目の入院のあと、
一気に肩の力が抜けてしまったママは「髄膜炎」という病気にかかり
2週間ほど入院してました。
その間、お義姉さんにきてもらいコレコレの世話をしてもらったのですが
この本を読むと、その頃のことを思い出すのか
急に心配そうになり私の手を握りしめると
「もう離れちゃ嫌だよ」っていいます。
図書館で借りた本ですが、何十回も読んでいます。
この本のどこがすきなの?って聞くと
こぶたちゃんたちみんなが助け合うところなんだって。
兄弟っていいなぁ~ってのが彼女の口癖。
ごめんね、二人目なかなかできなくてヾ(´ε`*)ゝ
実際自分が熱を出した時、
コレコレは私のおでこに冷えピタを張ってくれたり
パパとお散歩で見つけてきたレンゲの花束をくれたり
踏み台を使って冷蔵庫から冷えたポカリスエットを持ってきてくれたり、
わが子ながら本当にかわいいっ!!
(熱があるから余計に天使にみえます。)
と同時に普段からソレでいろ、と思う無慈悲な母。
でも普段から娘なりに私を気遣ってくれていて
この頃毎日いうセリフが
「あたし、ママのお手伝いをするよ!
だってママ、疲れちゃうでしょ!」
なの。
これだけ聞くとほーんとかわいい子なんですけどーーーーーーーーー
その後が問題。
「じゃあ食器拭いて」って頼めば
「やだ、めんどくさい」
「…。じゃあ乾いた洗濯物たたんで」って頼めば
「やだ、ママがやって」
「…(-""-;)。じゃあコレ混ぜといて」って頼めば
「やだ、もっと違うことがいい」
って、選り好みもええかげんにせぇいっっっっ!!!!!
で、結局彼女のやりたいお手伝いってのは
「野菜を切ること」なんです。
毎回そうなの。
これ以外ほとんどやってくんないのーーー!!
((○`(○`ε(○`ε´○)ε´○)´○))ぶーっ
「それお手伝いじゃないの!邪魔してるってゆーの!!」
と大体後半はブリブリ怒鳴りながらやらせてる。
でもこのこぶたちゃんのおかあさんは器が大きい!
熱で寝込んでてつらいのに
ドタバタもしからないし、お皿割っても
「ありがとう、元気が出たわ」っていうんです。
天晴れ!
失敗もせめず、感謝の言葉が出る親。
素晴らしい!!
私としたことが!!と後悔の念しきり。
よし、今日から心を入れ替えてコレコレにおてつだいを頼もう!!
「コレコレ、このお野菜切って♪」
自分でやる倍以上の時間と労力がかかると熟知した上で
娘に声をかけると
「やだ、自分でやんな。」
ふんぬぅうううううううううううううううううううう
急いで図書館へ行ってこの本を借りてこなくてはっ!!!
みならえ!娘!!
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